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雪の大菩薩嶺は初心者にもおすすめ!ルートや装備を紹介します

登山

大菩薩嶺は標高1500m付近の上日川峠まで車・バスで気軽に登れることで有名ですが、冬季は峠への道路が通行止めになるため、麓の大菩薩登山口から登ることになります。

夏場は多くの人でにぎわう大菩薩嶺も冬は比較的人が少なく、静かな登山を楽しむことができます。

積雪量がそれなりにあり危険度も低いので、雪山に登ってみたいという雪山初心者にもオススメの山です。アイゼン歩行の練習にもいいでしょう。

今回は登山口へのアクセス、必要な装備、大菩薩登山口から雷岩に登るルートをご紹介します。

 

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大菩薩嶺ってどんな山?

大菩薩嶺は、山梨県にある標高2,057mの山で、日本百名山の一つです。

山頂は展望がない残念山頂ですが、雷岩~大菩薩峠森林限界の稜線歩きが非常に素晴らしい山で、富士山の展望も非常にいいです。

上日川峠までの道路が開通している4月中旬~12月中旬は、標高1,587mの上日川峠からアクセスすることができるので、初心者でも簡単に日帰り登山ができる人気の山です。

逆に冬季は上日川峠への道路が通行止めになるため、基本的には大菩薩登山口からのアクセスのみになります。

 

東京から電車・バスで行ける日帰り登山におすすめの山(初心者向)

東京から電車・バスで行ける日帰り登山におすすめの山(~中級者向)

 

大菩薩登山口へのアクセス

JR塩山駅南口から落合行きのバスに乗り、大菩薩登山口で下車

運賃:300円

 

平成30年度時刻表

【平日】

塩山駅南口発 大菩薩登山口着
7:35 8:02
9:30 9:57
11:20 11:47

 

【土日・祝日】

塩山駅南口発 大菩薩登山口着
7:35 8:02
8:30 8:57
9:30 9:57
11:20 11:47

 

 

冬の大菩薩嶺に登るための装備・服装は?

【服装】

ベースレイヤー、ミドルレイヤー(山シャツ+フリースなど)、ハードシェル上下(レインウェアでも可)・防寒用のインナーダウン・厚手の靴下・タイツ・登山パンツ・冬山用の登山靴・手袋・帽子

 

【装備】

基本的な日帰り登山の装備 +軽アイゼン(6~8本爪)

 

大菩薩登山口からのルートはほとんどが樹林帯ですが、雷岩手前から徐々に木々が低くなってきて雷岩では森林限界に出ます。標高も2000mと高いので防寒対策は十分にしていきましょう。また、状況によっては雪道を歩くことになりますのでアイゼンを携帯するようにしましょう。

 

日帰り登山に必要な装備についてはこちらをチェック

登山の服装についてはこちらをチェック

登山ルート概要 大菩薩登山口から雷岩へ

大菩薩登山口ーーー上日川峠ーーー福ちゃん荘ーーー雷岩 ピストン  コースタイム:6時間15分

 

大菩薩登山口から出発。バス停には茶屋があり、名物のほうとうも売っています。

まずは林道をしばらく歩き、石丸峠入口へ。

再び車道を少し歩いて、平坦な登山道へ入ります。

しばらくすると再び車道に出て、黒い建物の千石茶屋が見えてきます。

千石茶屋をすぎると再び登山道が始まり、ジグザグの樹林帯を上日川峠までひたすら登っていきます。このあたりから雪が増えてきたのでアイゼンを装着しました。

 

上日川峠からは福ちゃん荘に向けて登っていきます。

福ちゃん荘に到着すると大菩薩嶺の稜線が見えました。綺麗な山並みが青空に映えます。

福ちゃん荘の公衆トイレは冬季でも使用可能です。

 

ここからは唐松尾根を登っていきます。この尾根は徐々に傾斜が増してきて、岩手前ではかなり急な登りになります。

 

雷岩に到着しました。今回は展望のない山頂には行きませんでしが、ここから10分ほどで到着できます。

大菩薩峠へつながる美しい稜線が続いています。

帰りは、来た道を戻っていきます。登り以上にスリップに気を付けながら歩くようにしましょう。

 

その他のルート

・大菩薩登山口ーーー石丸峠ーーー大菩薩嶺ーーー雷岩ーーー上日川峠ーーー大菩薩登山口

コースタイム:6時間25分

 

・大菩薩登山口ーーー上日川峠ーーー大菩薩峠ーーー雷岩ーーー上日川峠ーーー大菩薩登山口

コースタイム:7時間

 

 

 

いかがでしたでしょうか?冬の大菩薩嶺は夏山とは違った魅力があります。

雪山入門としても最適で、標高も高いのでとてもいい景色を見ることができます。

ぜひ雪の大菩薩嶺に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

登山初心者がそろえたい装備・服装をまとめて紹介!

登山の服装についてはこちらをチェック

 

 

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