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ハイキング気分で楽しめる尾瀬のモデルコースを紹介【初心者向】

登山
尾瀬って良く聞くけど、実際はどんなところなのかな?と思っていてなかなか尾瀬登山に行ったことのない登山初心者の人は多いですよね。
尾瀬といえば、至仏山、燧ヶ岳のイメージが強い方も多いですが、尾瀬ヶ原は平坦な湿地帯で木道も整備されており、登山初心者やお年寄りの方、子供連れの家族にもオススメのハイキングコースが充実しています。

この記事では初心者向けに、尾瀬の玄関口である鳩待峠からアクセスし、誰でも気軽に楽しむことができる尾瀬ヶ原の歩き方を具体的なモデルコースでご紹介します。

 

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尾瀬について

福島県、新潟県、群馬県にまたがる標高1400mほどの湿地の大平原「尾瀬ヶ原」を中心に、尾瀬沼燧ヶ岳、至仏山を総称して「尾瀬」ということが多いです。

雪解け水が豊かな大地を作り、春から秋にかけて様々な植物が綺麗な景色を見せてくれます。水芭蕉やニッコウキスゲなど高地ならではの花々を楽しむことができます。

野生動物も豊富に生息しており、鹿、小さな生き物だと魚やイモリ、サンショウウオなどもみられることもあります。ツキノワグマの生息地でもあるので、その点は注意が必要です。

尾瀬ヶ原とセットで燧ヶ岳や至仏山に登る登山者も多いです。

至仏山登山に関する記事はこちら

 

尾瀬ハイキングが初心者にもオススメな理由は?

登山道が歩きやすい

 

尾瀬ヶ原・尾瀬沼の辺りは木道の登山道が整備され、体力に自信がなかったり、本格的な登山装備がなくても気軽にハイキング・トレッキングを楽しむことができます。基本的に道は平坦で、途中途中にベンチなども置いてあります。小川を渡る橋がかかっていたりと平坦ながらも楽しめる道でもあります。

山小屋がたくさんある

山小屋も数多く点在していて、宿泊施設としてはもちろん休憩場所にも困ることはなく、あなたの体力に合わせて歩くことができます。。中でも、至仏山の麓の「山の鼻」と燧ヶ岳の麓の「見晴」にはいくつもの山小屋が集まっており、売店トイレ、さらには入浴施設など充実した環境が整っています。

女性の方は山でのトイレ問題は深刻な悩みかと思いますが、短いスパンでトイレがあるのでかなり安心してトレッキングを楽しむことができると思います。山のトイレというとあまり衛生面に期待できないイメージがあるかもしれませんが、尾瀬のトイレはその多くが水洗・浄化槽タイプでとても清潔なので、安心して使用できるかと思います。

 

山小屋が綺麗でお風呂も入れる

 

山小屋というと宿泊するための最低限のサービスしか提供されないことがあたりまえというイメージが一般的かと思いますが、尾瀬の山小屋はとてもきれいでおしゃれな雰囲気ですし、食事もおいしく、部屋も希望すれば個室に泊まることが出来ます。もちろんトイレもとても清潔です。そしてなんといってもお風呂に入ることができる小屋がいくつもあります。

もちろん、お湯の使用制限などありますが、標高1400mにいるとは思えない充実のサービスを受けることができます。

 

尾瀬歩きのモデルコースをご紹介!

尾瀬ヶ原日帰り周回コース

鳩待峠ーーー山の鼻ーーー竜宮十字路ーーー見晴ーーー東電分岐ーーーヨッピ吊り橋ーーー牛首分岐ーーー山の鼻ーーー鳩待峠
標準コースタイム:6時間45分

尾瀬の主要玄関口である鳩待峠からスタートし、比較的なだらかな山道を下って山の鼻へ。

山の鼻から燧ヶ岳方面へ向かって尾瀬ヶ原に入る。牛首分岐を右に行き、竜宮十字路を経由して見晴を目指す。

見晴から東電分岐方面へ進み、分岐を左へ進みヨッピ吊り橋をわたって再び牛首分岐まで歩けば尾瀬ヶ原をぐるっと一周出来る。

 

1泊2日モデルコースその① 見晴を起点に三条の滝を楽しむコース

(1日目)鳩待峠ーーー山の鼻ーーー竜宮十字路ーーー見晴
標準コースタイム:2時間55分
(2日目)見晴ーーー東電分岐ーーー三条ノ滝展望台ーーー東電分岐ーーーヨッピ吊り橋ーーー牛首分岐ーーー山の鼻ーーー鳩待峠
標準コースタイム:6時間35分

1日目:鳩待峠から山の鼻へ降り、尾瀬ヶ原を縦断して見晴まで歩きこの日は無理せずここで一泊。

2日目:見晴から三条の滝展望台へ滝を見に行き、そこからピストンして東電分岐へ。ヨッピ吊り橋、牛首分岐を経由して鳩待峠へ戻る。

※三条ノ滝方面は木道のない登山道が多いので注意しましょう。

 

1泊2日のモデルコースその1② 尾瀬ヶ原・尾瀬沼周回コース

(1日目)鳩待峠ーーー見晴ーーー沼尻ーーー尾瀬沼山荘  
標準コースタイム:6時間30分
(2日目)尾瀬沼山荘ーーー長蔵小屋ーーー沼尻ーーー見晴ーーー東電分岐ーーーヨッピ吊り橋ーーー牛首分岐ーーー山の鼻ーーー鳩待峠
標準コースタイム:7時間17分

1日目:鳩待峠から山の鼻へ下り、尾瀬ヶ原を縦断して見晴へ。そこから尾瀬沼方面へ進み尾瀬沼山荘に一泊。

2日目:長蔵小屋を経由して尾瀬沼を周り見晴へ。見晴から東電分岐、ヨッピ吊り橋を経由して尾瀬が原を一周するコース。

比較的コースタイムが長いので、ある程度体力がある方向けのコースになります。2泊3日の行程にしてコースを分割するのもオススメです。

 

2泊3日のモデルコース 尾瀬ヶ原と三条ノ滝をゆったり楽しむコース

(1日目)鳩待峠ーーー山の鼻ーーー竜宮十字路ーーー見晴
標準コースタイム:2時間55分
(2日目)見晴ーーー東電分岐ーーー三条ノ滝展望台ーーー東電分岐ーーーヨッピ吊り橋ーーー竜宮十字路ーーー見晴
標準コースタイム:5時間10分
(3日目)見晴ーーー竜宮十字路ーーー富士見小屋ーーーアヤメ平ーーー鳩待峠
標準コースタイム:4時間49分

1日目:鳩待峠から山の鼻へ降り、尾瀬ヶ原を縦断して見晴まで歩きこの日は無理せずここで一泊。

2日目:見晴から三条の滝展望台へ滝を見に行き、そこからピストンして東電分岐へ。ヨッピ吊り橋まで歩いたら左に曲がり、竜宮十字路を経由して見晴へ戻る。

3日目:見晴を出発し竜宮十字路まできたら、左へ曲がり長沢新道を通って富士見小屋まで歩く。そこからアヤメ平を通って鳩待峠へ下る。

※三条ノ滝方面、長沢新道は木道のない登山道が多いので注意しましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?今回は登山初心者や体力に自信がない方向けに尾瀬ヶ原のオススメモデルコースをご紹介してきました。もちろんこのモデルコースをもとにあなたの体力に合わせてさらにコースを分割したり、伸ばしたりして最適なルートを組んでいただいてけっこうです!

尾瀬は整備された登山道や山小屋を利用することで誰でも気軽に豊かな自然を感じることができる素晴らしい場所です!

しっかりと計画を練って楽しい尾瀬歩きにチャレンジしてみましょう♪

 

登山初心者がそろえたい装備・服装をまとめて紹介!

至仏山登山に関する記事はこちら

 

 

 

 

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