東京からも気軽にいける定番の観光地である伊豆半島。
今回は伊豆高原を中心に車なしで
公共交通機関(電車とバス)のみで一泊二日の温泉旅を楽しんできました。
「え? 車なしでも楽しめるのかって?」
意外に思われるかもしれませんが
伊豆高原は主要観光地間にバスが豊富に整備されています。
なので車がなくても十分観光を楽しむことができるんです!
それでは、東京からの伊豆への行き方や、伊豆での移動、
おすすめの観光スポットなどを紹介していきたいと思います。
・伊豆観光に行きたいけど車を持っていない
・伊豆を思いっきり楽しむ観光プランが知りたい
同じく伊豆半島にある下田を車無しで楽しむプランも紹介しています!
合わせてチェックしてみてください。
【出発】品川駅~城ケ崎海岸
出発は品川駅です。
電車で伊豆・熱海旅行といえば、池袋から出ている「踊り子号」がよく知られているかと思いますが、今回はできるだけ早く現地に着きたかったので品川駅から東海道新幹線を利用して熱海へ。
今回は2人での旅だったので、2人以上で一緒に旅行をする場合のみ利用できる
「新幹線お出かけきっぷ」を使ってして東海道新幹線をお得に利用できました。
早めに旅行の予定を立てられる人は調べてみるとかなりお得に利用できるかもしれません。
熱海からは伊豆急行線直通のJR伊東線に乗り換えます。
ちょうど自分たちの乗った車両は、「キンメ電車」という列車で
伊豆の名産である「キンメダイ」をモチーフにした
赤くて可愛い電車に乗ることができました♪
ラッキーです!
内装も凝っていて、キンメダイトリビアが描かれていたり、
可愛いお魚のぬいぐるみが飾って会ったりととてもユニークな車両でした。
城ケ崎海岸駅~門脇の吊り橋~ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
最初に降り立った駅は伊豆高原駅よりも少し北にある「城ケ崎海岸駅」
まずはここから20分ほど歩いて名所「門脇の吊り橋」を目指します。
吊り橋まではところどころに看板が立っていますし
グーグルマップを活用すれば迷うことなくたどり着けると思います。
到着すると広い駐車場があり、トイレやお土産屋さんもあります。
天気が少し悪かったので、門脇灯台は上ることができませんでした。残念。。。
長さ48m、高さ23mの「門脇の吊り橋」です。
迫力もスリルも満点です!
この一帯の岩は溶岩のようで、ゴロゴロとした断崖絶壁を
探検することができてとても面白いです!
晴れていれば伊豆大島をバックにとてもいい写真が取れると思うのですが・・
この日はガスで見えませんでした。
でもその代わり某映画メーカーのような激しい波しぶきで迫力のある写真が撮れました♪
ここから1.4kmほど離れたところにある
「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」を目指します。
道中は遊歩道になっており、ちょっとしたハイキング気分を味わうことができます。
道はとても歩きやすいので、普段歩きなれていない方でも問題なく歩くことができますよ。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンは、とても広い花畑と色とりどりのステンドグラスを使ったランプのミュージアムの複合施設です。
ミュージアムではとても綺麗なテーブルランプやフロアアンプなどを鑑賞することができます。
花畑には様々な動物たちの置物が配置されていて、それを探すのも楽しみの一つです♪
施設内にはカフェやショップも併設しています。
シャボテン公園で近すぎる動物立ちとふれあう!
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンから、
シャボテン公園行きのバスに乗ります。
あまり本数がないので、事前に時間を確認しておくことをおすすめします。
バス停はおみやげショップの目の前にあります。
事前に小銭を用意しておくか、バスの両替機をつかって降りる際におつりのないように支払います。
最初に整理券を取るのを忘れずに!
シャボテン公園は伊豆高原のシンボルである大室山のふもとにある
ふれあい型動物園です。
特徴として・・
動物との距離が近いというか近すぎることがあげられます。
可愛い動物たちに直接餌やりができたり、なでたりして触れ合うことができます。
クジャク、リスザルなどが普通に園内に放し飼いにされていて本当にびっくりしました!
なかでもカピバラに力を入れており、カピバラに触れ合うことができることはもちろん元祖カピバラ温泉で有名でもあります。
園内のレストラン「森のどうぶつレストラン~GIBBONTEI~」では・・
「カピバラと相席でもよろしいですか?」
というキャッチコピーを打ち出しており
全席に巨大なカピバラのぬいぐるみが置いてあります!
めちゃめちゃ可愛い。。。
メニューにも凝っていて、カピバラをモチーフにした「カピバーガー」や
サボテンをモチーフにした「サボテングリーンカレー」など
可愛くて面白い料理が盛りだくさんなのでぜひ訪れてみてください。
自分たちはこの二つをどちらも食べましたがとてもおいしかったです。
お土産もとても可愛いものがたくさんあり、ついついいろいろと買ってしまします!
だってカピバラさんが可愛いんだもの♪笑
シャボテン公園についてまとめた記事はこちら!ぜひ、ご参照ください↓
宿泊はペンション!「花いかだ」
今回の旅では、ホテルではなくペンションを利用しました。
伊豆の宿泊業はペンションがとても盛んです。
ちょっとネットで検索するだけで素敵なペンションをたくさん見つけることができますよ。
個人経営のペンションにはホテルとはまた違ったアットホームな魅力がたくさんあるので、
伊豆に宿泊する際にはぜひ選択肢の一つとして検討してみてください!
今回はイルミネーションで有名なグランパル公園に近い
「花いかだ」というペンションに宿泊させていただきました。
シャボテン公園からは・・
グランパル公園行きのバスに乗り、グランパル公園下車~徒歩10分
ほどでアクセスできます。
この「花いかだ」さん、可愛らしい建物においしい料理・・
そして貸し切り風呂がとても素敵な宿でした。
ご主人と奥さんもとても優しくていい人で
伊豆の名所をいろいろと教えてくれたり、旅行プランの相談にも乗ってくれます。
素敵すぎるお食事に癒されまくりました~♪
夜はグランパル公園のグランイルミ4thで光の奇跡を体感!
宿泊したペンションから徒歩10分程のところに
「グランパル公園」というレジャー施設があります。
ここでは今年で4回目を数える
「日本初!体験型イルミネーション伊豆高原グランイルミ~4thシーズン~」
というイルミネーションイベントが開催されていています。
今回の旅の一番の目的でもあります!
このグランイルミ・・・
全国イルミネーションランキングを4年連続1位獲得するほどすごいんです!
様々な生き物や花、お菓子などをモチーフにした巨大なイルミネーションで
敷地内が埋め尽くされていてめちゃくちゃかわいい!
グランパル公園のアトラクションの一つである「ジップライン~流星RYUSEI~」というロープスルーアトラクションでイルミネーションの中を空中滑走することもできます!
さらに、定期的に楽曲に合わせて、イルミネーションのレーザーショーが行われており
素敵な光の世界を体感することができます。
ぐらんぱる公園・グランイルミについての記事はこちらも参照ください♪↓
大室山~一碧湖
翌日はグランパル公園のバス停から再びシャボテン公園行きのバスに乗り
大室山に行きました。
終点で下車すると大室山の麓から500円でリフトに乗り山頂に行くことができます。
この際、
シャボテン公園の入園チケットを持っていれば50円割引になるので忘れずに活用しましょう。
山頂につくと大パノラマが出迎えます。
大室山は古くから「山焼き」が続けられており、とても特殊な山容をしています。
頂上は大きくくぼんでおり、その周り約1㎞程を歩くことができます。
稜線からは360度を見渡すことができ、天気が良ければ伊豆七島や富士山も望めます。
ちなみに、山頂のお団子屋さんで醤油団子をいただきましたが
とてもおいしかったのでおすすめです。
麓の売店では「しらすまん」や「猪まん」「さぼてんアイス」といった
ユニークな食べ物が売っていて下を楽しませてくれます。
とくにさぼてんアイスはさっぱりしていてとてもおいしいのでぜひご賞味あれ!
次は、大室山から少し北に位置する「一碧湖」という湖に足を伸ばしました。
シャボテン公園のバス停から伊東駅行きのバスに乗り
「一碧湖」または「一碧湖遊歩道入口」バス停で下車します。
この一碧湖ですが、1周すると大体1時間強ほどかかり、途中それなりに山道なので
「歩くのが好き!」という方におすすめのスポットになります。
自分たちが行ったのは少し紅葉の残る冬の時期でしたが
紅葉の時期や、桜の見ごろに訪れるとより一層素敵なところなのではないかと思います。
帰り道に熱海で寄り道♪
一碧湖からシャボテン公園前に戻ってきて、そこからさらに伊豆高原駅行きのバスで伊豆高原駅まで戻ってきました。
いよいよ旅行も終盤です。
伊豆高原駅から伊豆急行に乗り熱海に移動して、少し商店街などをぶらつくことにしました。
熱海駅前の商店街はいくつものお土産屋さんや魚屋さん、食事処でにぎわっています。
自分も温泉饅頭や海鮮丼などを食べて旅のしめくくりとしました。
伊豆・熱海旅行まとめ
今回の旅は公共交通機関のみで伊豆を一泊二日で楽しみました!
多少時間を気にしながら行動する必要があるものの
車がなくても一泊で十分に伊豆を堪能することが出来たと思います!
なんといっても
新幹線を利用すると品川から約2時間弱で伊豆高原駅に到着する気軽さ
が良かったですね。
前半は天気に恵まれなかったものの、後半はとても綺麗な景色に巡り合えましたし
おいしい食べ物や可愛い動物たちに癒されて・・
結果としては大満足な旅行になったと思います。
次はまた別の季節に伊豆を訪れてみたいと思います。
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